Make Local Happiness

自分の幸せは自分で作る!!!

高校時代に図書館で本を勧めてくれた人がいた

f:id:iwate_takayu:20160109143859j:plain

高校時代私は友達が同じクラスにほとんどいなかったので、休み時間はいつも暇を持て余していた。

そんな時にたまたま図書館に立ち寄った時に、
そっと声を書けられた。

「どんな本を探しているんですか?」

いきなり話しかけられたので、驚いたが、
その人は図書室の先生のような人で、授業で何かを教えることはなく、
いつも図書室にいた。

特に暇を持て余していただけなので、
適当に「オススメの本を教えてください。」と言った気がする。

図書室の先生は、作者が「乙一」という結構鬱々とした本を書く方の小説を1冊紹介してくれた。

今まで呼んだ本は、情景の描写が分かりづらかったり、主人公のセリフが少なかったり、自分とはかけ離れた人の話しで興味がわかなかったりと、続かなかった。

その昔、親から進められた「水滸伝」や「十五少年漂流記」はいい話なのかもしれないが、ほとんど最初の5ページを読んで、そのまま本棚に返してしまった。

紹介してもらった「失われた物語」は短編集で、 主人公はだいたい性格が根暗で小学生から高校生で自分と重ねて読み進めることができた。 しかも30分もあれば1つの話を読み終わることができたので、あっという間に1冊が読み終わった。

話もミステリー小説に近く、いつも謎があり、
最後にどんでん返しで予想もつかない展開で本当に読んでいて楽しかった。

それから、図書室に行くたびに、本を進めてもらうようになった。
図書室の先生が進めてくれる本は大体面白かった。
ラブストーリーから実話、サスペンスまで色んな本を教えてくれた。

そのうち、自分の中で好きな本は何なのかわかってきて、賞を取っているとか、表紙が綺麗とかではなく、作者が重要で1冊でも好きな本があれば、同じ作者の別の作品は見てみたいと思うようになった。

なので、図書室にない本があれば、
買ってもらうようにお願いすることも増えた。

一番よかったのが、本の感想を聞いて「こんな本も読んでみたら」と教えてくれたこと。

今まで暇な時間は本を読むことになったので、楽しい時間が増えた。
授業中に本を読むこともしばしば出てきて、怒られたこともあった。

それほど本を読むことが楽しかった。
自分を取り巻く環境や状況とは違う人生があることを知ることができたので、もっと違う人生を歩みたいと深く思えた。

高校時代から考えると、大分マシな人生を送ることができていると思う。

今でも本を読むのが習慣になっているのは、 高校生の時に本を紹介してくれた人がいてくれたおかげだと、いつも感謝している。

今は近くに本を勧めてくれる人がいないのを少し寂しいと思う。
家から近くの図書館に行っても貸出と返却を機械のように作業する人しかいない。  
   
 
年末に、高校の卒業生として、キャリアについて1,2年生に話しをする機会があった。
講演が終わった後聞いてみたら、まだ図書室には司書の先生がいて、 POPを作ったりビブリオバトルを紹介していると言っていた。

実はそんな事もあり、久々に高校時代のことを思い出して書きました。